この度、LMCとお仕事をさせていただいているお客様より、
日頃LMCに対して感じている印象など率直にお話を伺いました。
大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社
代表取締役社長 福島 寿雄 様
「痒いところに手が届く」存在として、幅広くサポートいただいています
2009年、私募リートの黎明期に、住宅特化で私募リートをやろうという企画が持ち上がりました。
当時社内には住宅の運用ができる人材が非常に少なく、この状況でマーケットを把握してきちんと運用出来るのか、という大きな課題があり、その際に頭に浮かんだのが齊藤社長でした。
以前に、私や会長の山内が別の会社に在籍をしていた頃から齊藤社長とは面識があり、戦友だとも思っていますので、一番に相談したのがそもそものきっかけです。
最初はスポットでのマーケットレポートをお願いしていましたが、私募リートが大きくなるのに合わせて、マイソクの雛形作成や、シートリスティング、エリアマップの作成、BtoBでのブランディングまで、「痒いところに手が届く」存在として幅広くご相談し、色々な部分でサポートをしていただいています。
私募リートの立ち上げ当時、幡ヶ谷の築古物件をフルリノベーションした大きな案件がありました。
フルリノベーションした分、賃料を上げるのが前提だったのでどのように仲介会社へ周知していけばいいかというご相談をしたところCD-ROMに写真を格納して仲介会社へ配布するというご提案をいただきました。
それが見事にはまり、我々が想像するよりも早く高く決まった、ということがありました。
「古くなったのでお金をかけて直します」「じゃあ、それをどうやって回収するの?」という視点は、投資の観点からいくとどうしても出てきますが、それに対して、裏付けとなるデータから合理的に説明できるようお手伝いいただいたのが印象に残っています。
直近でも当社内でセミナーを開催していただきましたが、コロナ禍の今、どのようにリーシングをしテナントを確保していくのか我々も悩んでいるところでタイムリーに情報提供していただき、とても参考になりました。
そのような、やはり「痒いところに手が届く」ということは引き続き期待をしています。
また、現在は取得の際や、リーシングの難易度が高いお部屋でご相談をするケースが多いですが、スッと決まった物件についてはあまり相談が出来ておらず、本当に適正な賃料だったのか?という検証が出来ていないので、マーケットのレントが上がってきているものがあれば、賃料を上げられる余地がありますよ、という示唆をいただけると嬉しいです。
現在のコロナ禍の状況に限って言うと、リーマンショックとは違うことが起きていると考えています。
リーマンショックの際には不動産マーケットが総崩れとなりましたが、今は住宅・物流は概ね好調なので、その時流に乗るということを考えています。
当社はいち早く住宅への投資を再開しており、その際には御社にもマーケットレポートを沢山お願いしましたが、そのうちのかなりの数を獲得出来ています。
リートビジネスは基本的に中長期の目線です。
その時の適切な相場、賃料で買えるものを買い続けていくのが、所謂「ポートフォリオの平準化」につながるので、どうなるのかよく分からないから買わない、ではなく、その時々の相場を御社にご相談させていただき選別をしながら、投資を続けていきたいと考えています。