物件のお問い合わせで一番多いエリアはどこでしょうか?そのお問い合わせは駅レベルまで落としこまれていますか?反響が多いエリアがわかると集中して物件訴求ができるので、リーシングが効率的になります。何度もお問い合わせをしてくれる物件ひいきの仲介会社をつくりましょう。
多くの仲介会社が一度も内見したことのない物件を紹介していることが、過去のアンケートより判明しています。そんな中、間取り図とスペックが書かれただけのモノクロの物件図面で、仲介会社はお客様に向けて充分な訴求が出来るでしょうか。綺麗でわかりやすい物件図面は説明をしやすくするだけでなく、内見率も高めます。この機会に物件図面にこだわってみてはいかがでしょうか。
物件の入居者はどんな人が多いのでしょうか。個人と法人の比率は正確に何%でしょうか。物件の特性を知ると、自ずと訴求エリアやターゲットが明確になります。リーシング戦略に欠かせないテナント属性を一度調べてみましょう。
認知→反響→内見→お申込→成約の流れにおいて、それぞれの歩留まりをご存知でしょうか?物件によっては内見数が多いのに成約に至らないケースや、反響が多いのにお申込に至らないなど様々なケースが存在します。反響件数とお申込、成約を見比べることでわかることはたくさんあります。毎日かかってくる電話をしっかり調査しませんか?
貴社物件を内見するお客様は同時に他社物件も内見しています。
いわゆるそれが競合物件になるのですが、同時内見物件の後追いまで行えていますか?
内見したがお申込が入らなかったときの否決理由まで聞けていますか?
エリアによって物件賃料の相場があるのはご存知だと思いますが、現在の募集平均や成約平均をご存知でしょうか。貴社物件は成約平均より高い位置にありますか?それとも低い位置にありますか?貴社物件と競合物件を比較したときにどのような傾向がありますか?
不動産流通の情報インフラとして未だにFAXは健在です。貴社の物件図面はFAX送信したときに写真や文字が潰れていませんか?潰れた図面では仲介会社は情報を受け取ることができません。結局電話でのお問い合わせになり時間も無駄にしてしまいます。FAX送信時のデザインにはコツがあります。
物件には客付けエリアが存在しているのはご存知だと思いますが、貴社物件に客付けしてくれる可能性のある仲介会社の数を把握していますか?客付けエリア全ての仲介会社の連絡先や情報をご存知ですか?
物件の成約までの道のりは、認知→反響→内見→お申込→成約です。認知度の低い物件はそもそも成約にまで至りません。積極的に広告展開をしている物件でも意外と物件認知度は低かったりします。仲介会社からのお問い合わせが少ないとお嘆きの方、是非一度物件の認知度調査をやってみませんか?
仲介会社は貴社に対して本音を言っているでしょうか?常日頃第三者として仲介会社にヒアリングを行っていると様々な声を耳にします。その中には直接貴社には言えない話などもあります。仲介会社の本音を聞いてみませんか?
賃料査定を第三者機関に外注する動きが活発になってきています。もちろん貴社の中でも査定案をお作りすると思いますが、仲介会社の意見は反映されていますでしょうか?
都内の人口は増加の一途ですが、では、どれだけの人数が増加しているのでしょうか?それに対して新築物件の着工件数はどれだけでしょうか?つまりこれらの情報は賃貸物件市場における需要と供給です。需要と供給の大きな流れを知らず物件に投資を行えないはずです。